今日は、「世界で一番健康的な痩せ方」と言う方もいる「ケトジェニックダイエット」について話をしていきます。
ケトジェニックダイエット自体、人によってやり方が多少違うみたいですので、今回は、白澤卓二さんが書かれた「いちばんやさしいケトジェニックダイエットの教科書」をベースに話をしたいと思います。
ケトジェニックダイエットで痩せられるのかどうか、どのくらいの期間やればいいのかについても話をしていきますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
ケトジェニックダイエットとは何か

そもそもケトジェニックダイエットとは何かについて、まず話をしていきます。
そのエネルギーは、炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質から得られます。
炭水化物とタンパク質は体内で分解されて、ブドウ糖になります。
一方、脂質はケトン体というものになります。
ケトン体は、「アセト酢酸」「β-ヒドロキシ酪酸」「アセトン」の総称のことです。
このケトン体を主なエネルギー源にすることを「ケトジェニック」といいます。
もともと人間はケトン体をエネルギー源にしていたとか、ケトン体の方がブドウ糖よりもエネルギー効率がいい等という利点があるようです。
また、ケトン体は老化や病気を予防する抗酸化作用があるとされているようです。
ちなみに、精度は不明ですが、ケトン体を測定できる機器もあるようです。
ケトジェニックダイエットのやり方について

ケトジェニックダイエットをやるにあたっては、糖質制限をする必要があるとのことです。
糖質制限といっても、目的によって1日の糖質摂取量は変わるそうです。
生活習慣病の予防等 1日60g~120g
ダイエット目的 1日60g以下
茶碗1杯(150g)の白米に含まれる糖質は約55gなので、おかずや調味料なんかも考えると、かなり意識して糖質を減らさないとケトジェニックにはなれないということですね。
以前記事に書いた「金森式ダイエット」もケトジェニックダイエットの一種と言えると思います。
「金森式ダイエット」の方が糖質についてはかなり厳しいように思いますが。
ちなみに、糖質制限の効果がいつからでるかですが、早い人では12時間程度で、体内でケトン体が作られ始めるようです。
ケトジェニックダイエットの期間

ケトジェニックダイエットの期間はどれくらいにすればいいのでしょうか?
「いちばんやさしいケトジェニックダイエットの教科書」では、下記のように書かれています。
1週間を目安に糖質制限と脂質の摂取をして様子を見るようにしてください。
残念ながら、様子を見た結果どうすればいいのかは書かれていません。
体調が悪くなったら止めろということなのか、ダイエットがうまくいってなければもっと糖質制限をきつくしろなのか、まったく判断できません。
なお、著者の白澤卓二さんが所属している「一般社団法人日本ファンクショナルダイエット協会」のサイトのQ&Aには、下記のように書かれていました。
Q.「ケトジェニックダイエット」は、危険ではないのですか?
A.現在のところ、「ケトジェニックダイエット」の健康害を明らかに示唆する論文は存在しません。ただ、その方が適切な「ケトジェニックダイエット」を実践できているか?を確認するすべがありません。間違った方法を実践している可能性もあるので、医師の管理下にない場合は、「ケトジェニックダイエット」は1ヶ月を目安に実践することを協会では推奨しています。
ケトジェニックダイエット自体の危険性はともかく、方法が間違っているかもしれないので、1か月を目安にしろということのようです。
独学でやる場合は、1週間とか1か月とかの短めの期間で一度ストップするのが良さそうです。
ケトジェニックダイエットで食べていいもの

「いちばんやさしいケトジェニックダイエットの教科書」の中には、ケトジェニックダイエットで食べていいおすすめ食材もまとめられていました。
食べていいものに制限があるので、食事のメニューはいろいろ考えないといけないですね。
あとは、コンビニや外食、アルコールの糖質にも注意が必要になりそうです。
本格的にやるなら弁当を自分で作るのがよさそうです。
食事例等ものっていたので、ある程度参考にはなると思います。
毎日とりたい
- 豚肉、牛肉、鶏肉、魚、卵、大豆製品
- オメガ3系脂肪酸(えごま油等)
- 中鎖脂肪酸(ココナッツオイル等)
- 葉物野菜、きのこ、海藻
適度であればとってもよい
- ナッツ類(アーモンド、ピーナッツ等)
- オメガ9系脂肪酸(オリーブオイル等)
- 根菜類、イモ類
- 乳製品
できるだけ避ける
- 穀物、オメガ6系脂肪酸(一般的なサラダ油)
避ける
- 菓子、清涼飲料水、砂糖
エネルギーとなる良質な脂質だけでなく、糖質制限により筋肉が分解されてしまうので、タンパク質もしっかりとる必要があるようです。
ケトジェニックダイエットは痩せないのか?

ここまでざっくりとですが、ケトジェニックダイエットについて説明してきました。
ここで、本題のケトジェニックダイエットは痩せないのかという部分について話をします。
結論としては、痩せると思います。
私もそうでしたが、太っている方は糖質を摂りすぎている可能性が高いので、糖質を減らすのですから痩せると思います。
ただ、それまで主食としてごはん、麺、パン等を食べていた方がそう簡単にケトジェニックダイエットを実践できるのかどうかというところが、問題かと思います。
実際、私は少しずつ糖質を減らしていってダイエットに成功しました。
今も、私の1日の食事は糖質少なめだと思いますが、ケトジェニックのレベルまでにはなっていません。
なお、実際にケトジェニックダイエットする際は、ケトジェニックダイエットについてしっかり調べて、納得した上で実践してください。
ケトジェニックダイエットの評判
ツイッターに投稿されたケトジェニックダイエットを実践されている方の評判をいくつか紹介します。
104kg→102.7kg ケトジェニックダイエットしか勝たん!!!
赤身肉と脂質多め肉だと後者の方がカロリー高いけど、インスリンが出る量が少ない
個人的には胸肉よりもも肉の方が痩せやすいので僕の体質では低糖質高脂質ダイエットが向いてるっぽい— 脂滅のダイエット@107㎏開始!㊗-10kg達成後リバウンドでダイエット再開!!! (@vN8HzFDAg2fyPNh) April 6, 2021
今朝の体重89.2kg
前日比−400g
ケトジェニックダイエット開始から1週間が経過。成果は−3.0kg
体調は良好だが、一食でも脂質の量が足りないとフラフラする
脂質、マジで大事
心の方は、好きな物が好きな時に食べれなくなり、荒んでいる
ダイエットが終わってからも、永遠に好き放題食べれない😭
— 藤井健次郎@ケトジェニックダイエット中 (@kenlowcarb_72) April 5, 2021
やばいな。昨日までは油取りたかったのに、今日は米食べたくてしょうがないwwwwwwケトジェニックダイエットってこんなつらかったっけwww
— rang (@rangcruel) April 5, 2021
まとめ
今日は、「ケトジェニックダイエットは痩せない?どのくらいの期間やればいいのか」ということについて話をしました。
著者の白澤卓二さんは、ケトジェニックダイエットを1週間から1か月程度試してみるということを推奨しているようです。
おそらくケトジェニックダイエットをきちんとやれば痩せられると思います。
ですが、今まで糖質を大量にとっていた方にとって、いきなりケトジェニックダイエットはきついんじゃないかと思います。
個人的には、無理せず、少しずつ糖質を減らしていくだけでも十分だと思っています。
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