お気軽ゆるダイエットアドバイザーのスリム坊主です。
今日は、「ボディメイクコーヒー」と宣伝している「カフェテイン」について話をしてみたいと思います。
毎日飲むだけと言っていますが、どういった理屈でダイエットできるのか成分や口コミをもとに分析しました。
ぜひ最後までお読みください。
販売業者 | 株式会社NR |
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運営責任者 | 豊澤裕子 |
所在地 | 東京都 中央区日本橋小伝馬町 4-3フジスター小伝馬町ビル7F |
電話番号 | 0570-004-009 |
メール | customer@nr-t.jp |
カフェテインの成分と飲み方
まずは、カフェテインの成分と飲み方を見ていきます。
原材料については、下記内容になっているようです。
乳タンパク、コーヒー、澱粉分解物、コーヒーエキス(コーヒー豆、デキストリン)、ミルクカルシウム、穀物麹抽出濃縮物(大豆含む)、エラスチン(魚由来)/カフェイン、香料
コーヒーにタンパク質を追加したものと見て良さそうです。
飲み方は市販のプロテインに近い形になるようです。
市販のシェイカーや密閉ボトルに、1回あたり水または牛乳150-250mlを入れます。そこへ付属のスプーン2杯(約10g)のカフェテインを入れ、よくシェイクします。氷を入れたり水分量を調整し、お好みの味でお楽しみ下さい。
お湯を使うと、プロテインが固まってしまうので注意が必要なようです。
1杯あたりの栄養成分は、糖質2.7g、タンパク質5.39g、カロリー35.5kcalになるようです。
脂質に関する情報は見当たりませんでした。
なお、微糖の缶コーヒー185gあたりの栄養成分は、糖質5.74g、タンパク質1.11g、カロリー35.2kcalですので、カフェテインの方が、低糖質、高タンパク質ということになるようです。
カフェテインにダイエット効果はあるのか?
カフェテインのダイエット効果について見ていきたいと思います。
まずは、どういう理論でダイエットに役立つのかを公式サイトの内容を見ていきます。
公式サイトのダイエット理論
人の体は栄養が足りなくなった時、筋肉が先に減っていくと書かれています。
食事を抜いたりするダイエットをすると、筋肉が減り、基礎代謝も減るので、食事を戻すと太りやすくなるという話が続きます。
これについては、私も納得で、このブログでも一貫して無理な置き換えダイエットはおすすめしていません。
続けて、筋肉量と基礎代謝は年齢とともに低下と書かれており、「1日の基礎代謝が140kal減ると、1年で7.3kg太るということに!」と書かれています。
だから、筋肉量、基礎代謝量を維持しながら続けられることが理想の体作りには必要とのことです。
そこで、カフェテインと話が続きます。
カフェテインに含まれるプロテインが筋肉を保ち、カフェインが消費カロリーを増やすという理屈のようです。
ここでいくつかつっこみがありますので、順にお話していきます。
加齢による筋肉量の減少についてのつっこみ
年齢とともに筋肉量が減るという研究についてですが、タニタのホームページを見ると、下肢の筋肉は年齢とともに減る傾向がありますが、全身でいうと、20代から40代までほぼ変わらないという結果になっています。
また、筋肉量の低下は単純な加齢だけでなく、運動不足も関係してくると思うのですが、カフェテインの公式サイトでは、そこには一切ふれられていません。
どういった結果がほしくてどういう実験を行ったかによって、情報も変わってくるということは理解しておく必要があります。
加齢による基礎代謝の低下についてのつっこみ
基礎代謝についてですが、公式サイトでは、ハリスベネディクト方程式を用いていると書かれています。
この式は、欧米人を対象として作られたものらしく、日本人女性で計算すると基礎代謝が大きくなる傾向があるようです。
特に若い女性の方が誤差が大きくなる傾向があるようです。
年齢の影響が大きく出やすい式を都合よく持ってきたのではないかと邪推してしまいます。
なお、厚生労働省がだしている日本人の食事摂取基準(PDF)では、下記の表を基礎代謝の基準値としています。
この表をもとに計算すると、体重50kgの女性の基礎代謝は、20代で1,105kcal、30~40代女性で1,095kalとなり、1日10kcal程度の差になります。
40代の方が20代よりも、1年間で0.5kg程度太る可能性がある程度となります。
そもそも上の画像で書かれている計算式が間違っている点(1,277kcalから1,207kalの減少幅を90kcalと記載)で、どうかなあと思います。
カフェテインがダイエットに適している点についてのつっこみ
タンパク質が筋肉を作るのに必要ということは否定しません。
が、もともと食事量が多くて太っている方の場合、タンパク質量自体が十分で、脂質や糖質を減らすことを考えないといけないかもしれません。
となると、そこにさらにタンパク質を足したとしても過剰なタンパク質、カロリーになるかもしれません。
また、コーヒーにカロリー消費効果があるかもしれませんが、1杯のコーヒーでどこまで消費カロリーがあがるかは明記されていません。
それに筋肉量が落ちるという話でしたら、単にタンパク質をとりましょうという話だけでなく、運動をしましょうという話になってもいいのではないかと思います。
嘘が書いてあるとまでは言いませんが、全体的に都合のいい書き方をしている印象を受けました。
カフェテインの価格と解約方法
カフェテインの価格は15杯分で6,458円ですが、公式サイトの定期コースを利用すると初回は2,138円になるようです。
初回だけで解約もできるようですが、次回配送日の13日前に連絡をしないといけないという条件があります。
さらに、13日前が営業日でない場合は、さらにその前営業日に連絡しないとダメなので、猶予はあまりないと思います。
解約手順はかなり面倒になりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
カフェテインの口コミ
ダイエットカフェでレビューされたカフェテインの口コミを抜粋して紹介します。
良い口コミ
まずは良い口コミから
プロテインを無理なく摂取したくて購入。
ほぼ毎朝、スプーン一杯を牛乳に溶かして飲んでいます。コーヒーのいい香りで美味しく続けられています。飲むだけでは痩せませんが、朝食の置き換えとして、もうしばらく続けたいと思っています。
朝食を置き換えたらいい感じです
腹持ちが良いと言うよりかは
満腹感が有るわけでもないですが
食欲が低下する感じです材料に糖分が入っていないのが気に入っています
置き換え系はカロリーを低くするために
合成甘味料が入っている物が多い中カフェテインにはもともと
糖分が入っていないのでいいです
ポッコリお腹を、引き締めたくて購入
豆乳で毎朝飲んでますが、
もともと快便だったのに
お腹が少し緩くなってしまって
常にキュルキュルしてる気がする。
飲んだ後の満腹感がすごくて
甘いものを控えるようになりました。
お腹がへこむといいなあ。
2袋の定期購入にしたので体重を記録していこうと思います。
悪い口コミ
続いて悪い口コミ
コーヒー好きでプロテインもとれるということで定期購入してました。プロテインの質で言えばやはりザバスとかの方がいいです。毎日飲むコーヒーでプロテインを取れるメリットはありますが、値段に見合ってないなと思い購入をやめました。味は甘みはないので甘さが欲しい時はパルスイート入れて飲んでました。
朝のコーヒーをこれにするだけで代謝が上がる、というものです。
そもそも鶏肉や大豆製品をそれほど多く摂っていたほうではないので、プロテインを取れるのはいいかなと思い注文してみました。
痩せたか痩せないかで言えば、痩せてません。
でも、タンパク質を摂取すること自体は悪いことではないので、カフェテインじゃなくても、他の良質なプロテインを飲めばいいかなと思いました。
コロナ禍で運動不足にも関わらず、間食がやめられず体重がジワジワ増加。毎朝コーヒーを飲むため、置き換えて飲めるとの毎、早速オーダーしました。プロテインが入っているため犬の散歩前に、飲むようにしました。1ヶ月経ちましたが、体重は変化なし。唯一感じた効果は、もともと悪くなかった便通が、さらに良くなりました。もう少し運動をしたら効果が出るのかもしれませんが、値段が高すぎて解約しました。味は、カフェオレにして飲んだら普通に美味しかったです。
まとめ
今日は、「カフェテインは痩せない?ダイエット効果を口コミで検証」ということで、話をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
プロテインは体を作るのに必要ですし、コーヒーを飲むことでとれるのはいいことだと思います。
ただ、公式サイトのダイエット理論は、嘘とは言いませんが、都合のいい情報を並べて期待感を煽っているように見えました。
口コミにも痩せたという情報は見当たりませんでしたので、あまり期待しすぎない方がいいかもしれません。
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お気軽ダイエットアドバイザーのスリム坊主でした
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