[あいさつ(冒頭)]
ダイエット商品の宣伝に、「きつい運動や辛い食事制限をしなくてもいいんです」なんてのを見ることがありますが、そもそも「きつい運動」や「辛い食事制限」はダイエットに必要なんでしょうか?
というわけで今回は、「ダイエットにきつい運動や辛い食事制限は必要ない4つの理由」についてお話していきます。
きつい運動や辛い食事制限というのはどの程度なのか?
きつい運動や辛い食事制限というのはどの程度のレベルを想定されているのでしょうか?
私個人の感覚としては、こんな感じです。
きつい運動というのは全力で1時間くらいの運動量。
具体的には、10kmを全力でランニングするのに相当すると思います。
辛い食事制限というのは、糖質を一切とれないとか、まる1日食事が取れないといったところでしょうか。
これは、あくまで私のイメージですので、人によって「きつい」「つらい」というのは、違うと思います。
人によって感じ方が違いますので、「きつい運動」「辛い食事制限」というと、自分にとっての「きつい」「辛い」をイメージすることになると思います。
運動に関しては、心拍数をもとにきついを定義することもできますが、「きつい運動」「辛い食事制限」と言っている方は、具体的な数字等は想定せず、受け取り手にまかせているように思います。
ダイエットにきつい運動や辛い食事制限がつきものになった2つの理由
ダイエットにきつい運動や辛い食事制限がつきものというイメージがついたのは、大きく2つの理由が考えられます。
あくまで私の勝手な想像ですが、順に紹介していきます。
マンガやドラマによるイメージ
まず、1つ目は「マンガやドラマによるイメージ」です。
マンガやドラマでダイエットをするシーンを思い浮かべると、息を切らしながらランニングをしたり、水しか飲めなくてずっと空腹というイメージがないでしょうか?
サザエさんやクレヨンしんちゃん等の日常系アニメなんかで、定期的にダイエット話がでてくるように思います。
マンガやドラマでは見ている人にダイエットをしてもらいたいわけではなく、ストーリー展開を分かりやすくするために、このようなダイエットシーンになるのだと思います。
ですので、分かりやすさを優先するために、ダイエットに「きつい運動」「辛い食事制限」というイメージを見せているように思います。
ダイエット広告によるイメージ
2つ目は「ダイエット広告によるイメージ」です。
特にダイエットサプリメント系の広告に多い印象です。
冒頭でも書きましたが、「きつい運動や辛い食事制限をしなくても、このサプリを飲めばダイエットできます」といった流れですね。
楽に痩せられるというイメージを見せるために、「きつくない」「辛くない」と言っていると考えられます。
ただ、こういったサプリを飲んで効果があったという場合でも、「適切な運動と食事管理をしています」という注意書きが小さく書かれていたりするので、「きつい」「辛い」は否定していても、「運動」「食事制限」は否定していなかったりします。
ダイエット広告では、自分のところの商品を売るために、「きつい運動」「辛い食事制限」という言葉を使っていると言えます。
2つの理由に共通するのは、ダイエットのためには、「きつい運動」や「辛い食事制限」が必要という根拠は特に言ってないというところです。
きつい運動や辛い食事制限はダイエットに必要ない4つの理由
ここから、本題であるきつい運動や辛い食事制限はダイエットに必要なのかについて話をしていきます。
個人的には必要ないと思っています。
その理由を4つ紹介していきます。
アスリートを目指していないから
1つ目の理由は、「アスリートを目指していないから」です。
アスリートを目指しているのであれば、自分の限界を超えたり、体のキレを保つために、筋トレをストイックにやったり、糖質をほとんどとらないといったようなことが必要かもしれません。
ですが、ただのダイエットであれば、「摂取カロリー<消費カロリー」にできればいいので、「きつい運動」「辛い食事制限」をしなくても十分達成可能だと考えます。
体をもっと鍛えたいというのでしたら、ダイエットしてからでも十分だと思います。
挫折する可能性が高くなるから
2つ目の理由は、「挫折する可能性が高くなるから」です。
ダイエットに限らず、一般的に人は楽な方に流される傾向があります。
ダイエットは長丁場ですので、続けるのが嫌になるようなきつさ、辛さがあると挫折しかねません。
挫折せずに我慢して続けていても、吐き気や頭痛等の症状がでて体調不良に陥ってしまうかもしれません。
自分にとって「これならずっと続けられる」というレベルでダイエットをしていくことをおすすめします。
リバウンドしてしまう可能性があるから
3つ目の理由は、「リバウンドしてしまう可能性があるから」です。
きつい食事制限をした場合、体が省エネモードになってしまい、消費カロリーが減ってしまうと言われています。
その状態でダイエットを止めて、食事量を増やすと、「摂取カロリー>消費カロリー」になってしまい、リバウンドにつながりかねません。
食事制限は、摂取カロリーを消費カロリーの90%程度にするのがいいと思います。
体重の増減がない人は摂取カロリーと消費カロリーがつりあっている状態といえますので、今より10%程度食事量を減ら程度であれば、辛い食事制限にはならないのではないでしょうか?
過去にリバウンドに関する記事を書いていますので、こちらも合わせてご覧いただければと思います。
勝手なイメージだから
4つ目の理由は、「勝手なイメージだから」です。
実はこれが1番の理由かもしれません。
上の方で書いたように、マンガやドラマで分かりやすくするためであったり、ダイエット商品の宣伝文句のために、きつい運動や辛い食事制限という言葉が使われていることが多いです。
これがダイエット=きつい運動や辛い食事制限に結びつく原因になっていると思います。
ですが、「きつい運動」や「辛い食事制限」が必要という根拠は特に見たことがないです。
私自身、「軽い運動」や「ゆるい食事制限」で痩せましたので、「きつい運動」や「辛い食事制限」はダイエットに必要ないと断言できます。
まとめ
今日は、「ダイエットにきつい運動や辛い食事制限は必要なのか?」について話をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
「きつい運動」や「辛い食事制限」がダイエットに必要というのは、勝手なイメージであり、下手にやろうと思うと挫折したりリバウンドしたりすることにつながりかねません。
また、うさんくさいダイエット広告の甘い言葉にに騙される可能性もあります。
ダイエットは「軽い運動」や「ゆるい食事制限」でも十分可能です。
時間はかかるかもしれませんが、ゆっくり気軽に続けていきましょう。
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