[あいさつ(冒頭)]
ダイエット関連の情報を調べていると、「ファスティング」という言葉をよく見かけます。
日本語で言うなら、「断食」に当たる言葉ですね。
ファスティングでダイエットできましたという話もあるので、ダイエット効果はあると思うのですが、個人的にはあまりおすすめできません。
というわけで、今回は「ファスティングダイエットの効果とおすすめしない3つの理由」ということで話をしていきたいと思います。
ファスティングダイエットのやり方
ファステイングのやり方自体、これが正しいというものがあるわけではなさそうです。
期間もお手軽な1日から本格的な1週間とかそれ以上といった感じで、目的によって変わるという感じでしょうか。
共通するのは、特定の期間、固形物を摂らないといったところでしょうか。
通常の食べ物のかわりに、酵素ドリンクのような消化に良くて多少カロリーのある飲み物を摂取するという感じですね。
また、いきなりファステイングをするのではなく、前後に準備期と回復期を用意して、ゆるやかに始めて、ゆるやかに終わるという流れが一般的だと思います。
ファステイング期間に軽い運動をすすめている方もいるようですね。
基本的には食事内容を特殊なものにして、比較的短期間で効果をだすダイエット方法といえると思います。
ファスティングのダイエット効果と反対意見
まずは、ファスティングで一般的に言われているダイエット効果について、話をしてみたいと思います。
ただ、効果はあるかもしれませんが、それに対する反対意見もありますので、合わせて話していくことにします。
体重が減る
1つ目は「体重が減る」です。
まあ、食事の量、カロリーが減るので当たり前の話ですね。
ただし、極端にカロリーが減ると体が省エネモードになってしまい、基礎代謝が下がってしまい、普通の食事に戻した時にリバウンドするという危険も伴います。
また、体内のエネルギーが足りなくと筋肉を分解してエネルギーを生み出してしまい、筋肉量の減少、基礎代謝の低下につながるということも懸念点です。
短期間で体重が減る可能性がある分、リスクもあるかもしれないということですね。
食事量が減る
2つ目は「食事量が減る」です。
ファスティング期間中、食事量を減らしていたことにより、今までよりも少量の食事で満足することができるという効果が期待できます。
なお、少量の食事でも満足できるようになると、「胃が小さくなった」なんて言い方をしますが、実際には胃は小さくならないようです。
あくまで脳が少量の食事で満腹感を感じることになっただけですので、「胃が小さくなった」という言葉を比喩的に使う分にはいいですが、本気で胃が小さくなると思っているような方の話は、科学的根拠がないかもしれないので注意が必要ですね。
ファステイングで食事量が減るかもしれませんが、私のダイエット体験として、少しずつ食事の量を減らすことでも、同じような効果が得られましたので、ファスティングでないと得られない効果とは考えていません。
胃腸を休める
3つ目は「胃腸を休める」です。
胃腸では消化吸収が行われているので、休みなく食事をしていると、胃腸が休まる暇がないということですね。
ですので、ファスティングで何も食べない、もしくは消化しやすいものを食べることで胃腸を休めるということです。
便秘解消で体重減少も期待できるかもしれないというところですね。
ただし、食事の量を減らしすぎると、便のもとになるものがなくなってしまい、逆に便秘になる可能性もあります。
また、働き過ぎの胃腸を休めるのはいいのですが、休めすぎると今度は胃腸の働きが悪くなってしまうかもしれないという話もあります。
胃腸はほとんどが筋肉でできているらしいので、他の筋肉と同じく働かせ過ぎもダメだし、休ませ過ぎもダメということのようです。
デトックス効果
4つ目は「デトックス効果」です。
体内の毒素が排出されるデトックス効果が期待できて、ダイエットにも多少のいい影響があるのではないかというものですね。
デトックス効果で「宿便」が出るなんてことも聞きますが、実際にはいわゆる「宿便」というものはないそうです。
便秘で何日間も出ていない便を「宿便」と言っているのであればいいのですが、腸内の壁に長時間へばりついて出てきていない便という意味での「宿便」は存在しないらしいので、そういう話がでたら疑った方がいいと思います。
なお、ファステイングによるデトックス効果については、科学的根拠がないと言われている方もいるようですので、本当の効果は判断が難しいところです。
まとめ
ファスティング自体、食事量を減らすのでダイエット効果はあるとは思います。
ただ、メリットだけではなく、デメリットもあるということを理解しておかないと体調不良やリバウンドにつながる可能性があります。
ファスティングダイエットをおすすめしない3つの理由
上でも書いたように、ファスティング自体にダイエット効果はあると思いますが、個人的にはあまりおすすめできるダイエット方法だとは思っていません。
その理由を3つお話したいと思います。
空腹を我慢できるか?
1つ目は「空腹を我慢できるか?」です。
これが1番大きな理由ですが、ファスティングダイエットですと食事を抜いたり、酵素ドリンクのような飲み物を食事と置き換えることになります。
本当にそれで空腹を我慢できるのかというのが心配になります。
特に食事量が多かった方がいきなり、ドリンクだけで我慢できるのでしょうか?
一応、満腹感を得られやすいような成分を含んでいるものもあったりしますが、効果は限定的かなあと思います。
空腹に耐えられず間食したり、例え我慢できたとしても、その後の食事でどか食いしたりして、ファスティングした意味がなくなってしまうのではないかと思ってしまいます。
栄養は足りるか?
2つ目は「栄養は足りるか?」です。
酵素ドリンク等は1日もしくは1食に必要な栄養素を含んでいると宣伝しているものもありますが、そういう場合の栄養はほとんどが「ビタミン」と「ミネラル」なんですね。
3大栄養素である、炭水化物、タンパク質、脂質の必要量については特にふれていないように思います。
実際は肥満の方は、炭水化物と脂質はとりすぎていると思いますので、ファスティングで減らす方がいいとは思いますが、タンパク質については十分なのかどうかが不明です。
上でも書いたようにファステイングによって筋肉量が減る可能性がありますので、タンパク質不足はそれに拍車をかけるのではないかと考えてしまいます。
生活に影響はでないか?
3つ目は「生活に影響はでないか?」です。
ファステイングをすることで、頭痛やめまい等の症状がでたという話も聞きますので、仕事やプライベートに影響がでる可能性があります。
また、空腹からのイライラで他の人にきつくあたり、人間関係にひびがはいってしまうということも考えられます。
予定のない休みの日に1日だけファステイングするなら問題ないかもしれませんが、生活に影響が出るかもしれない状況でファステイングをする意味があるのか疑問に思います。
まとめ
ファステイングをしても、ストレスもたまらないし、体調も悪くない、ダイエット効果もでているというのなら、問題ないと思います。
しかし、ストレスがたまったり体調に影響があるかもしれない状況で我慢しながらファステイングダイエットをすることは、おすすめできません。
ファスティングよりもおすすめのダイエット方法
ファステイング自体にダイエット効果はあると思いますが、上でも書いたように私はおすすめしません。
食事を食べすぎていて胃腸が休まらないというのなら、まずは食事の量や回数を見直すことが重要だと思います。
少しずつ減らしていけば、あまり空腹感に悩まされることなく、自然と少ない食事量でも満足できるようになります。
また、カロリーは減らしながらも、栄養は補給しつつ、満腹感を得たいというのなら、「base bread」や「fit food homeの冷凍弁当」という選択肢もあります。
また、空腹感を紛らわすためには、「オオバコダイエット」を投入に混ぜて飲むといった方法もあります。
ざっと上げただけでもこのように、満腹感は得つつもカロリーを減らす方法というのはあります。
ファステイング自体にダイエット効果がないというつもりはありませんが、無理してストレスを溜めるぐらいなら、無理のない範囲で食事の内容を見直すことをおすすめします。
まとめ
今日は、「ファスティングダイエットの効果とおすすめしない3つの理由」ということで話をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
ファステイング自体のダイエット効果はあるかもしれませんが、そのかわりにストレスを貯めたり、体調を崩すといったリスクもあります。
無理なファステイングダイエットよりは、まずは食事内容を見直すことをおすすめいたします。

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